【2025年採用戦略】企業規模別の施策トレンドと成功事例。新卒・中途採用の課題と施策成功のポイントとは
人事プロフェッショナルブティック「CORNER」を運営する株式会社コーナーは、企業の経営・人事部門308名に「採用の施策振り返り調査」を実施し、企業規模別の施策トレンドや成功事例を公開しました。新卒採用・中途採用の戦略のポイントが明らかになっております。2025年の人事戦略立案にぜひお役立てください。
詳細なレポートはこちら:https://go.corner-inc.co.jp/l/1007322/2024-12-24/6vj2lx
調査サマリー
- 新卒採用では「インターン採用」など、学生との直接的な接点が重要視されている一方、中途採用では「人材紹介(エージェント)」や「ダイレクトリクルーティング」が主流で、コスト効率やリーチ拡大を見込み、SNS・オウンドメディアの活用も増している。
- 大企業ではリソースを活用した長期的視点の採用施策(リクルーター制度やイベント活用)が多く、中小企業では効率性や課題解決を重視した施策(メール配信やSPI導入)が成功の鍵となっている。
- 新卒・中途採用ともに、認知拡大や企業文化の発信が課題となっており、今後はブランド構築と効率的なターゲティングを両立させる施策が求められる。
主な調査結果
【新卒採用で力を入れた取り組み】
新卒採用で最も多い取り組みは「インターン採用」19.4%、次に「人材紹介(エージェント)」14.5%。「SNS採用・動画採用」の割合が低いため、学生との直接的な接点やマッチング効率をより重視する動きが考えられる。
【中途採用で力を入れた取り組み】
中途採用では「人材紹介(エージェント)」や「ダイレクトリクルーティング」が過半数を占める。SNSやオウンドメディアの活用も一定の割合を占め、コスト効率やリーチ拡大への期待から、認知拡大や企業ブランディングに活用が増している。
【うまくいった施策】
大企業はブランド力やリソースを活用した長期的視点の施策が目立ち、中小企業は効率性や特定の課題解決を重視した取り組みが多い。コミュニケーション面では目的により双方向・パーソナライズ化が重視されており、オンボーディング段階でのフォローも取り入れている。
【新卒・中途採用の課題】
新卒採用はチャネルの最適化やブランディングの基盤構築が課題。求職者層の価値観多様化、SNSなどデジタル活用の進展、限られた採用時期に集中する選考業務が背景にある。
中途採用の方がより課題感が強く、スピード・コスト・ブランディングの観点が特に大きい。即戦力を求める企業間での人材獲得競争の激化による迅速な対応、複数のオファーを比較する候補者の傾向から、よりブランディングの構築が鍵になっている。
解説 コーナー 代表取締役 門馬貴裕
労働市場の競争激化に伴い、企業の採用戦略は早期接点やブランディングの強化がますます重視されています。「新卒採用」では、学生との接点を重視した魅力的な体験提供に力を入れつつも、大企業ではフォロー体制の整備など、定着率を高める取り組みも必要になっています。「中途採用」では、即戦力確保の観点でスピード・柔軟性・ターゲットの明確化がより重要であり、特に中小企業ではリソース不足の中でどのように質の担保を実現していくかが鍵になります。
調査概要
調査対象:従業員規模10〜5,000名以上の一般企業に務める企業の人事部門
調査期間:2024年12月1日〜12月9日
調査実施者:株式会社コーナー
サンプル数:308名(経営・取締役、執行役員・統括部長級、部長級、課長・マネージャー級、係長・主任級、一般)
調査方法:Webアンケート調査
本調査レポートのダウンロード
本調査の詳細版資料およびデータ提供ご希望の方は、以下よりダウンロードしてください。採用の具体的な施策や成功例のほか、制度、組織・人材開発などテーマごとの調査結果をまとめております。2025年の人事戦略・施策の検討にぜひお役立てください。
URL:https://go.corner-inc.co.jp/l/1007322/2024-12-24/6vj2lx
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