【2025年5月版】HRコンサルティングとは?活用方法とサービス15社の特徴を解説

激しい事業環境の変化を背景に、企業の人事・組織課題はますます多様化し、社内だけで解決するのが難しい場合も少なくありません。こうした背景のもと、外部の専門家の知見を取り入れて課題解決を図るHRコンサルティングサービスへの注目が高まっています。
この記事では、HRコンサルティングのサービス内容やメリット・デメリット、主なサービス15社の特徴や選び方をご紹介します。
目次
HRコンサルティングとは?
HRコンサルティングとは、採用・人事制度・組織開発・人材育成など、企業が直面する人事・組織全般の課題に対して、外部の専門家が第三者の視点から課題解決をサポートするサービスです。
たとえば、以下のようなニーズ・悩みに対応します。
・採用戦略や母集団形成施策を見直したい
・公平・納得感のある評価・報酬制度を構築したい
・組織のエンゲージメントを高めたい
・管理職や次世代リーダーの育成が追いついていない
・労務リスクやコンプライアンス体制を強化したい
・HRテクノロジーやデータ分析を活用したい
このような課題に対して、専門ノウハウを持つHRコンサルタントが豊富な経験と実績に基づいた視点やノウハウを活かして企業にとって最適な人事戦略・組織づくりを支援します。
HRコンサルティングサービスが注目される背景
HRコンサルティングの需要が高まる背景には、現代の企業を取り巻く以下のような環境変化が挙げられます。
人材不足の深刻化
少子高齢化や人材の流動化により、優秀な人材確保が困難となっています。
働き方改革や法令改正への対応
多様な働き方の推進やコンプライアンス強化など、企業が対応すべき課題が複雑化しています。
DX(デジタル・トランスフォーメーション)の加速
テクノロジー活用やデータドリブン経営の実現には、新しい人材・組織体制が必要となります。
グローバル化・ダイバーシティ推進
多様な価値観や人材が企業成長のカギとなっています。
こうした課題は、例えば「採用強化」を目指すと評価制度や定着施策の見直しが必要になるなど、複雑に絡み合っていくることも多くなっています。そのような中で人事担当者に求められるスキルや知識は、以前よりも格段に幅広く、高度なものへと変わっています。
そのため、専門家であるHRコンサルタントの知見や客観的な視点を借りることで、適切かつ迅速に課題解消を図ることができるHRコンサルティングサービスがより求められるようになっているのです。
HRコンサルティングのサービス内容
多様な人事課題に対して様々なサービスがあり、企業の課題やニーズに応じた領域のサービスを受けることができます。主なサービス提供領域は以下の通りです。
人事制度設計・運用支援
等級制度・評価制度・報酬制度の設計や運用改善、法改正対応まで含めて、組織の基盤となる人事制度全体の設計や改定を支援します。
例えば、評価と報酬が連動する仕組みの設計や、成果主義・ジョブ型雇用への転換などについて、HRコンサルタントの専門ノウハウを活かして企業の事業戦略に応じた制度設計をサポートします。
評価と報酬・昇格が連動することで、成果を出す社員が正当に評価される仕組みが構築され、組織全体の生産性向上につながります。
組織開発・組織風土改革
専門知見を活かして、組織診断やエンゲージメントサーベイ、ダイバーシティ推進、ウェルビーイング経営の導入など、企業の組織力を向上させるための支援を行います。
外部の専門家であるHRコンサルタントの視点を活用することで、社内コミュニケーションの課題やボトルネックを可視化・解消し、組織の健全性を高めることができる点が大きなメリットです。
採用戦略・採用支援
採用戦略策定、母集団形成、採用ブランディング、面接プロセス改善、オンボーディング支援まで、企業の採用活動全般を支援します。HRコンサルタントの専門ノウハウを活かすことで、採用活動の効率化と質の向上が期待できます。
人材育成・研修設計
新入社員・若手社員・管理職・経営層などの階層別研修や、リーダーシップ開発、キャリア支援などを行います。研修だけでなく、OJT設計や人材育成体系の整備、評価・報酬制度と連動した育成体系の構築を行う場合もあります。
専門のHRコンサルタントの知見を活かして企業の事業戦略に沿った育成体系を構築することで、従業員のポテンシャルを最大限に引き出すことが可能になります。
労務管理・コンプライアンス支援
労務デューデリジェンス、就業規則の見直し、ハラスメント・メンタルヘルス対策や労務トラブル対応などを支援します。労務に関する専門家の知見を活用することで、労務コンプライアンスの向上や、安心して働ける職場づくりを支援します。
HRテクノロジー活用支援
HRテックツールの選定・導入、データ分析基盤構築、AI活用による業務効率化・高度化を支援します。
専門知見を持つHRコンサルタントを活用することで、データドリブンな人事戦略や、タレントマネジメントシステムの構築が実現できます。
HRコンサルティングを活用するメリット・デメリット

メリット
◾️専門ノウハウや最新トレンドを取り入れることができる
HRコンサルティングサービスを利用することで人事領域の最新トレンドや成功事例を熟知している専門家の知見を活用でき、社内では得られない高度な戦略や手法を取り入れ、最適な人事施策を実現できます。
◾️客観的な視点による課題分析・解決策を提示してくれる
HRコンサルタントの外部視点を取り入れることで、社内の“隠れた課題”を発見でき、効果的な人事施策を導入することができます。また、経営層と現場の温度差や認識のずれについても、客観的な視点から調整でき、スムーズに施策展開をすることができます。
◾️社内リソースを効率的に活用できる
社内人事担当者が現場対応や自社で対応すべき業務に集中できる体制を整えつつ、HRコンサルティングサービスに任せられる部分を依頼することで、人事業務全体の効率が向上します。
デメリット
◾️比較的高いコストがかかる
HRコンサルティングサービスを利用する場合、実務代行の面が強いRPOサービスなどに比べて、専門のHRコンサルタントに課題解決を依頼するため比較的高い費用が発生します。
特に大手コンサルティングファームへ依頼する場合は高額になる傾向があり、実際に利用する際には、「何のために」「どんな成果を期待するのか」を明確にし、費用対効果のバランスを検討する必要があります。
◾️ノウハウが社内に蓄積しない可能性がある
HRコンサルタントに全て任せすぎてしまうと社内にノウハウが蓄積されず、自社での施策の運用が困難になる可能性があります。そのため、HRコンサルティングサービスを受けている期間中に社内の担当者のスキルやナレッジを蓄積できる仕組みを整えることが重要です。
HRコンサルティングサービスの主な種類と特徴
課題領域に合わせて、様々な種類のHRコンサルティングサービスがあります。主なサービスタイプについて、ご紹介します。
プロフェッショナル人材(フリーランス・複業)活用型HRコンサルティング
企業の課題やニーズに応じて必要な専門知識を持つプロフェッショナル人材を、プロジェクト単位や期間限定で活用するサービスです。
特定の業界や分野で高い専門性を持つプロフェッショナル人材を柔軟に活用できる点が魅力です。ただし、個人との契約となり、信頼性や継続性の確保が課題となる場合があるため、そこもサポートしてくれるサービスを選ぶとよいでしょう。
外資系HRコンサルティングサービス
グローバルな知見と豊富な実績をもとに、人事戦略・組織開発・タレントマネジメント等を支援するため、特に海外展開やグローバル人材戦略を強化したい企業に最適なHRコンサルティングサービスです。
一方で、費用は高額になる傾向があるため、事前に予算感を確認し費用対効果をしっかりと検討したうえで依頼しましょう。
総合系HRコンサルティングサービス
人事だけでなく、経営・IT・財務など部門横断型で課題解決をサポートするサービスです。人事制度設計や採用戦略だけでなく、経営全体の戦略と連動した支援を包括的に受けられる点が強みです。
一方で、サービスごとに強みや得意な領域が異なるため、自社課題を解消できるノウハウを持っているか、実績を確認するなどしたうえでサービスを選ぶ必要があるでしょう。
人材育成・組織開発コンサルティングサービス
人材育成や組織開発に特化し、エンゲージメント向上やリーダー育成、組織風土改革などに特化して企業を支援します。研修やワークショップを通じて組織活性化や人材育成を行いたい企業におすすめです。
サービスを選ぶ際は、企業の成長段階や課題に応じて、適切なプログラムを提供できるサービスを選ぶとよいでしょう。
領域特化型HRコンサルティングサービス
採用や評価制度、報酬設計、DX推進や中小企業専門など、人事の特定領域や対象企業にフォーカスしたHRコンサルティングサービスです。深い専門性を活かして課題解決支援を行います。特定の分野で専門性の高い支援を求める企業に適しています。
HRコンサルティングサービスを選ぶ際のポイント
HRコンサルティングを導入して成果を出すためには、自社の課題にあったサービスを選ぶことが極めて重要です。サービスを選ぶ際には、以下のポイントを踏まえて検討するとよいでしょう。

課題や目標を明確にしておく
まずは「自社のどんな課題を、解消したいのか」を明確にしましょう。
例えば、「離職率の改善」「採用の質向上」「評価制度の刷新」など、どの分野で支援を必要としているのかを明確にします。目的を明確にしたら、委託したい業務範囲と想定ボリュームを算出したうえでHRコンサルティングサービスの選定をするようにしましょう。
コンサルティング会社の専門領域と実績を確認する
HRコンサルティング会社には得意分野があります。
たとえば「採用支援に強い」「人事制度設計が得意」「組織開発や風土改革に実績」といった違いです。
目的と委託範囲が明確になったら、依頼先候補が「自社の解決したい課題領域や、類似の業種・規模の企業での支援実績があるか」を必ず確認し、比較検討するようにしましょう。
サポート体制や情報共有体制を確認する
「制度構築だけでなく実行・運用まで支援してくれるのか」「定例ミーティングなど、HRコンサルタントとの情報共有体制はどのようになるのか」「施策導入後のアフターフォローや運用サポートはあるか」など、サービス内容やサポート範囲を契約前にしっかり確認し、「どこまで任せられるか」「自社の役割分担はどうなるか」を明確にしておきましょう。
HRコンサルティングサービス15社の特徴と比較
ここでは、筆者である株式会社コーナーの視点から、主なHRコンサルティングサービス15社をタイプ別に紹介します。
※料金や特徴は記事公開時点(2025年5月)の情報です。最新情報は各社の公式サイトをご確認ください。
プロフェッショナル人材(フリーランス・複業)活用型サービス
◆株式会社コーナー

サービスURL
https://www.corner-inc.co.jp/lp/index10.html
特徴
・1万人以上の登録者から最適なプロ人材に人事課題解決支援を依頼可能
・人事戦略・制度構築・運用から人材育成・組織開発まで幅広く対応
・専任コンサルタントが企業とプロ人材の間に立ち、プロジェクトの成功を伴走支援
料金
初期費用0円、月額料金は業務内容により調整
こんな企業におすすめ
即戦力のプロ人材に自社業界や状況に合わせて柔軟に支援してほしい企業
・コーナーのサービス資料ダウンロードはこちら
・コーナーへの無料相談・お問い合わせはこちら
◆人事プロパートナーズ(株式会社Hajimari)
サービスURL
https://itpropartners.com/hr/biz
特徴
・8,000人以上のフリーランス人事プロフェッショナルから最適な人材を紹介
・幅広い人事課題に対応
・多様な業界・フェーズの企業への支援実績が豊富
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
人事課題に対して即戦力人材を一時的に必要としている企業
外資系HRコンサルティングサービス
◆マーサージャパン株式会社
サービスURL
特徴
・グローバルな知見と国内外の豊富な実績
・デジタルツールを活用した効率的な課題解決
・人材戦略や組織開発、賃金制度設計にも対応
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
グローバルな視点で組織改革を進めたい企業
◆デロイトトーマツグループ
サービスURL
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/human-capital/solutions/hcm/human-capital.html
特徴
・大手企業向け人事コンサルの豊富な実績
・グローバルネットワークを活かした最新手法
・経営層や人事担当向けの研修・運用サポートも充実
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
大規模組織変革や高度な人事戦略の導入を検討する大手企業
◆PwCコンサルティング合同会社
サービスURL
https://www.strategyand.pwc.com/jp/ja/services/functions/organization.html
特徴
・グローバルネットワークを活かした最先端の人事・組織コンサルティングを提供
・タレントマネジメントや報酬制度、人的資本経営など幅広いテーマに対応
・デジタル技術やAIを活用したHRテクノロジー導入・データ活用支援も強み
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
グローバル基準の人事戦略や先進的なHRテクノロジー導入を検討している大手企業・成長企業
◆ボストンコンサルティンググループ
サービスURL
https://www.bcg.com/ja-jp/capabilities/people-strategy/overview
特徴
・人事戦略から経営全般にわたるコンサルティング
・デジタルトランスフォーメーションを伴う人事改革に強み
・国内外の知見を活かした支援
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
人事領域のDX推進をしたい大手企業
◆アクセンチュア株式会社
サービスURL
https://www.accenture.com/jp-ja/services/talent-organization-human-potential-index
特徴
・グローバルな視点での支援が可能
・最新のデジタル技術を活用したコンサルティング
・多国籍企業の人事課題解決に強み
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
グローバル企業やデジタル技術を活用した人事改革を目指す企業
◆アビームコンサルティング株式会社
サービスURL
https://www.abeam.com/jp/ja/expertise/sl005/
特徴
・日本発グローバルファームとして日本企業にフィットした支援
・人事制度設計からタレントマネジメントまで包括サポート
・アジアを中心とした海外展開支援に強み
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
アジア進出を見据えて人事戦略強化を目指す企業
総合系HRコンサルティングサービス
◆株式会社リブ・コンサルティング
サービスURL
特徴
・事業開発人材の育成に強み
・人事制度構築から採用・育成まで一気通貫で対応
・経営課題の解決まで包括的に支援
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
人事だけでなく経営課題もトータルでサポートしてほしい企業
◆株式会社タナベコンサルティンググループ
サービスURL
https://www.tanabeconsulting.co.jp/
特徴
・創業65年以上、全国17,000社超の実績
・全国展開で中堅・中小企業支援が得意
・人事制度構築や組織活性化、人材育成まで総合サポート
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
中堅・中小企業で人事制度や組織改革、人材育成など包括的な支援を求める企業
◆船井総合研究所
サービスURL
特徴
・中堅・中小企業から大手まで、幅広い業種の人事・組織課題に対応する豊富なコンサルティング実績
・現場主義を徹底し、実践的かつ即効性のある施策提案と運用支援が強み
・採用・人材育成・評価制度構築だけでなく、業績向上や組織活性化までトータルにサポート
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
現場密着型のコンサルティングで、人事制度や組織運営を着実に改善したい企業
人材育成・組織開発系コンサルティングサービス
◆株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
サービスURL
https://www.recruit-ms.co.jp/service/
特徴
・人材育成と組織開発をトータルサポート
・科学的アプローチに基づく評価・研修プログラム
・多様な業界・規模への支援実績
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
人材育成や組織力強化を包括的に進めたい企業
◆株式会社パーソル総合研究所
サービスURL
https://rc.persol-group.co.jp/
特徴
・21,000社以上の幅広い支援実績
・階層別・テーマ別の豊富な研修プログラム
・eラーニングや学習管理システムの導入支援も
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
多様な人材育成施策で効率的にスキルアップを図りたい企業
◆株式会社アクティブアンドカンパニー
サービスURL
https://www.aand.co.jp/service/service_jinji/
特徴
・人事制度設計から組織開発、人材育成までワンストップで支援可能
・独自開発の人材診断ツールや多様な研修プログラムを活用した実践的なコンサルティング
・中堅・中小企業から大手企業まで幅広い導入実績を持ち、現場密着型のサポートが強み
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
人事施策を総合的に見直したい企業や、現場密着型の実行支援を求める企業
領域特化型HRコンサルティングサービス
◆株式会社あしたのチーム
サービスURL
特徴
・人事制度の構築から運用までトータルサポート
・クラウド型人事評価システムも展開
・導入実績4,000社超
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
人事評価制度の導入や運用効率化を目指す企業
◆株式会社人材研究所
サービスURL
https://jinzai-kenkyusho.co.jp/
特徴
・採用戦略設計から面接官トレーニング、実務伴走支援
・実績豊富な専門家による最適な手法の提案
・採用活動だけでなく人材育成にも対応
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
実務を含めた採用活動をトータルで支援してほしい企業
株式会社コーナーのプロフェッショナル人材活用事例
ここでは、実際にコーナーのサービスを活用して人事課題を解消した事例をご紹介します。
事例① 管理職のマネジメント研修実施を通じて離職率を改善した事例
企業概要
・業界: 人材サービス業
・規模: 約500名
課題
・売上が順調に拡大している一方で、離職率が高く・従業員の定着が課題だった。
・マネージャーになって日が浅い者が多く、部下のモチベーション管理やスキルアップ支援などできていない状況だった。
施策
・管理職層へのキャリアコーチングの知見が豊富な専門家に支援を依頼。
・事前ヒアリングとアンケート結果をもとに経営陣、マネージャー、メンバー間それぞれで意思疎通ができていないことが課題と考え、組織の結節点となるマネージャーに対してコーチングを実施。
成果
・1on1コーチングにより組織戦略や自己の役割を浸透させ、行動へと定着させた結果、組織内の意思疎通が円滑に。
・プロのコーチングを受けることで、管理職層の視座や視点が引き上がり、部下からマネジメントについての評価も上がり、離職率改善に繋がった。
事例② 人的資本経営のための人事データ基盤構築を行った事例
企業概要
・業界: IT・情報通信業
・規模: 約1,000名
課題
・上場企業のため有価証券報告書への開示義務があり、期限までに準備が必要だったが、社内にノウハウや知見が不足していた。
・自社で退職理由や採用基準、活躍する人材の定義について、主観的な尺度しかなく、客観的なデータ分析を通じた検証体制を構築することが課題だった。
施策
・10社以上の人的資本データの分析業務を支援したことがある専門家に支援を依頼。
・人事データ収集・整理・分析を行い、現状の尺度とのギャップを確認し、改善案を作成した。
成果
・人事データの収集・分析を通じて、人的資本開示の報告書作成に必要な情報を整理することができた。
・人事データ分析により、現在の施策に関する課題を社内全体で理解することができ、具体的な改善策を講じることができるようになった。
まとめ
専門家の知見を活用できるHRコンサルティングサービスは、人事・組織課題が複雑・多様化している現代において、最適な課題解決をするのに効果的な手段です。課題領域に応じて様々な特徴を持つサービスが提供されているため、活用する際は自社の課題や目的に合わせて最適なサービスをしっかり検討したうえで依頼するようにしましょう。
株式会社コーナーでは、1万人超の即戦力のプロフェッショナル人材を活用して、採用、制度、育成、組織開発まで幅広く課題解決が可能です。「自社の人事課題をプロの知見を活用して効率的に解決したい」という企業様は、ぜひ一度お問い合わせください。
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