【2025年版】採用代行(RPO)サービス15社を比較!特徴・費用・選び方を解説

目次
採用代行(RPO)とは
採用代行(RPO)とは、企業が採用活動をより効率的に行うために、専門の外部機関に採用業務を委託するサービスです。「社内の知見が足りず、採用計画を立てるところから任せたい」「ノウハウが乏しく、母集団形成や面接対応に苦戦している」など、企業の採用課題を解消する手段として注目を集めています。
採用代行とRPOの違い
採用代行とRPOは似た概念として扱われることが多いですが、厳密には異なるものです。
一般的な採用代行は、企業の採用戦略の策定から、採用のプロセス全体を包括的にサポートするものを指します。
一方RPOとはRecruitment Process Outsourcing(採用プロセスの外部委託)の略称で、スカウト業務や面接の日程調整といった、特定の業務のみを外部委託するサービスです。
そのため、採用戦略を根本から見直したい企業には採用代行が適しており、採用の一部分のみを補強したい企業にはRPOが有効な選択肢となります。
BPOとの違い
BPO(Business Process Outsourcing)は、企業が採用業務のみならず、経理や総務など、幅広い業務を外部委託する形態を指します。
採用業務に特化したものがRPOであり、採用以外の業務にも外部リソースを活用する場合はBPOという扱いになります。RPOは採用に特化している分、より専門ノウハウを活かしたサポートを受けられる点が特徴です。
採用代行(RPO)が注目される背景
採用代行の市場規模は2020年度から2022年度にかけて毎年10%以上伸びており(※)、企業の採用代行への関心は高まりつつあります。その理由は、採用市場の変化に伴い、企業の人材確保に関する課題が増加してきたことが背景にあります。
(※)採用アウトソーシング市場に関する調査(2022年)株式会社矢野経済研究所
◾️採用手法の多様化
ダイレクトリクルーティングサービスやリファラル採用の普及により、企業の採用手法は多様化しています。昨今こういった多様な採用チャネルを適切に活用しないと優秀な人材を確保することが難しくなってきており、新しい採用手法を柔軟に取り入れることが求められています。
◾️競合が増え、優秀人材を確保する難易度が上昇
IT企業以外へのDX推進の広がりによるエンジニア不足など、市場の競争が激化し、優秀な人材の確保がこれまで以上に困難になっています。特にITエンジニアやハイレイヤーポジションなどの高度なスキルを持つ人材は売り手市場化が進み、求人倍率が高止まりしており、従来の手法では採用が難しくなっています。
◾️採用担当者が多忙化し、コア業務に集中しづらい
新卒採用の長期化や、採用職種が多様化しジョブディスクリプションの作成が煩雑かするなど採用活動が複雑化する中で、企業の採用担当者はオペレーション業務に追われ、戦略的な採用計画を立てる時間が確保できなくなっています。そのため、採用代行を活用して業務の一部を委託し、採用担当者がより重要な業務に集中できる環境を整えることが求められています。
こうした背景から、専門家の知見を取り入れる採用代行(RPO)という選択が広がっています。
採用代行に委託できる業務
採用業務を全部または一部を外部委託する採用代行では、企業の採用業務の一部または全体を外部委託することが可能です。主に委託できる業務は下記の通りです。
◾️採用計画の立案・設計
企業の採用市場を分析し、求める人材像(ペルソナ)の設計を行います。また、年間採用計画の策定や、採用チャネルの選定、採用目標のKPI設定なども行い、企業の採用活動を根本から支援します。
◾️母集団形成
採用ターゲットに応じて適切な採用チャネルを選定し、求職者の母集団を形成します。求人媒体の選定やスカウトメールの配信、リファラル採用の施策の導入など、企業ごとに最適な施策を展開します。
◾️候補者対応・データ管理
候補者との面談日程調整や、応募受付、応募者データの管理を行います。採用プロセスをスムーズに進めるための重要な業務であり、この部分を外部委託することで採用担当者の負担を軽減できます。
◾️選考・内定者フォロー
応募書類のスクリーニングや面接の代行、内定者フォローまで行います。特に、内定後の入社率を高めるためには、内定後のフォローアップが重要になります。
なお、RPOは採用プロセス業務が対象となるため、上記のうち「採用計画の立案・設計」以外の業務が委託範囲となります。
採用代行(RPO)のメリット・デメリット
採用代行(RPO)を導入することで、企業の採用活動の質向上や効率化を進めることができます。一方で、ノウハウの蓄積やコミュニケーション面の工数など、採用代行(RPO)を導入することによるデメリットもあります。導入する前に事前にしっかりとメリット・デメリットを理解しておくことが重要です。
メリット
◾️採用戦略の質が高まる
採用のプロと呼ばれる人材が、自社のターゲットや課題に合わせて戦略を立案・実行するため、限られた予算でも高い成果が期待できます。
◾️採用コストの最適化
ノウハウのあるリクルーターに最初から任せられるため、試行錯誤にかかる時間や人件費を抑え、結果的にコストダウンにつながるケースも多いです。
◾️リソース不足を解消
日程調整やスカウトなどのオペレーション業務を代行してもらうことで、採用担当者は戦略的な採用計画の立案や社内調整など、より戦略的な業務に集中することができます。
デメリット
◾️適切なコミュニケーションができないことによる工数増
採用代行(RPO)導入により、業務の負担を軽減できる一方で、適切なコミュニケーションを行わなければ、かえって社内の負担が増加する可能性があります。外部の代行会社とのやり取りや、進捗の共有、成果のチェックなど、新たな業務が発生するため、事前に業務範囲や役割分担を明確にすることが重要です。
◾️社内にノウハウが蓄積されにくい
外部の採用代行会社に依存すると、採用活動に関するノウハウが社内に蓄積しにくくなる可能性があります。特に、継続的に採用を行う企業にとっては、自社の採用力を向上させることも重要な課題です。そのため、採用代行(RPO)を活用する際には、単に業務を委託するだけでなく、社内にノウハウを還元する仕組みを構築することが望ましいでしょう。
複業・フリーランスのプロフェッショナル人材活用と採用代行(RPO)会社との違い
近年、採用支援の手段として「複業・フリーランスのプロフェッショナル人材の活用」が注目されています。従来の採用代行(RPO)会社とどのような違いがあるのかを解説します。
サービススキームの違い
採用代行(RPO)会社は、法人として複数名のチームで採用業務の一部または全体を定量的に代行します。一方で複業・フリーランスのプロフェッショナル人材は、特定の職種や業界知見に特化しているなどの個人の知見を活かして企業のニーズに応じて特定の業務を柔軟に支援します。
サービスごとのメリット・デメリット
採用代行(RPO)会社を利用する場合は、法人として複数名のチームでの稼働となるため、安定的な稼働が期待できます。また、スカウト配信などの作業部分についてはアルバイトや派遣オペレーターを活用して行うことが多いため、費用についても低く抑えられる点も魅力です。
一方で、どのような人が作業するかは依頼者側で決められないため、業務の質や柔軟性についてはプロフェッショナル人材に依頼する場合に比べて低くなってしまう可能性もあります。
一方、プロフェッショナル人材を活用する場合は、特定の分野に強いプロフェッショナルをピンポイントで活用でき、専門性を活かした柔軟でクオリティの高いサービスを受けられる点が魅力です。しかし、求める人材によっては費用が高くかかってしまったり、個人に依存するため稼働の安定性に欠ける場合もあります。

例えば、企業が「毎月500通など定量的なスカウトメールの配信をお願いしたい」といったニーズの場合は、採用代行(RPO)会社の活用が適しています。一方、「エンジニア採用の知見がないため、チャネルの選定や文面を含めて返信率が高まるようなスカウトメールの配信をお願いしたい」など、専門知見を活かして柔軟にサポートしてほしい場合は、プロフェッショナル人材の方が有効です。
このように、定型化された業務を安価で委託するのであれば採用代行(RPO)会社、専門ノウハウを活かした戦略〜実務支援を委託したいのであればプロフェッショナル人材活用を検討するとよいでしょう。
採用代行(RPO)の費用イメージと料金形態
採用代行(RPO)を導入する際に気になるのが費用です。サービス内容や契約形態によって料金体系が異なるため、目的や委託内容にあわせて最適なプランを選択することが重要になります。
月額固定 or 従量課金
採用代行の料金体系は、大きく「月額料金型」と「従量課金型」の2つに分類されます。
◾️月額固定型
固定金額を毎月支払う形態で、幅広い業務を一括で委託する場合に適しています。企業のニーズに応じて、対応範囲や契約期間を柔軟に設定できる点が魅力です。
◾️従量課金型
依頼した業務ごとに費用が発生する形態です。例えば、スカウトメールの配信通数や面接数など、業務量に応じて課金します。短期間の利用やスポットでの活用を考えている企業にとってコスト効率が良い形態です。
たとえばスポットで「面接日程調整だけ依頼したい」「スカウト100通だけお願いしたい」といったケースなら従量課金で費用を抑えることが可能です。逆に採用計画の策定からオペレーション全般まで継続的に任せるなら、業務量の変動に左右されず、委託範囲内で柔軟に業務配分を変更できる月額固定型がよいでしょう。
採用代行会社に委託する場合の各業務の費用例
具体的な費用は採用代行会社や委託する業務内容によって異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。
採用活動の規模や企業のニーズに応じて、最適な料金プランを選択することが重要です。
・スカウトメール配信支援:1通あたり1,000円~
・候補者との日程調整:1件あたり1,000円~
・面接フォロー:1件あたり5,000円~
・求人広告企画〜運用:月額200,000円〜 *出稿広告枠により異なる
複業・フリーランスのプロフェッショナル人材活用と採用代行運営会社の料金形態
採用代行(RPO)会社は稼働人数や業務範囲に応じて月額固定で費用見積もりを出すことが一般的です。また、パッケージプランを用意している企業もあります。
一方で、プロフェッショナル人材は、依頼する人材や稼働時間に応じて費用が変動します。
どちらを選択するかは、企業の採用戦略や予算に応じて検討する必要があります。
採用代行(RPO)サービス15社の比較
ここでは、筆者である株式会社コーナーの視点から、15社をタイプ別に紹介します。
※料金や特徴は記事公開時点(2025年2月)の情報です。最新情報は各社の公式サイトをご確認ください。
サービスの特徴・費用まとめ
サービス名 | 特徴 | 費用 |
---|---|---|
CORNER (株式会社コーナー) | ・プロ人材が企業の採用課題の解決支援 ・採用戦略の上流設計から実行まで依頼できる ・専任コンサルタントがプロジェクト成功を支援 | ・初期費用0円 ・月額料金は業務内容により調整 |
人事プロパートナーズ(株式会社Hajimari) | ・8千人以上の人事プロフェッショナルから最適な人材を紹介 ・戦略設計〜実務代行まで、柔軟に依頼が可能 ・多様な業界・フェーズの企業への支援実績が豊富 | 要問い合わせ |
WHOM (株式会社WHOM) | ・企業とプロのリクルーターを繋ぐマッチングプラットフォーム ・採用特化人材のみが登録 ・採用戦略立案からダイレクトリクルーティングまで一貫支援 | 月額25万円〜 |
複業クラウド (株式会社Another works) | ・複業・業務委託特化型マッチングプラットフォーム ・多様なスキルセットを持つ人材が登録 ・コンサルタントが最適な人材をマッチング | ・初期費用10万円 ・月額59,000円〜 |
CASTER BIZ recruiting (株式会社キャスター) | ・創業以来、累計500社以上の支援実績 ・オンラインでの採用代行サービス ・採用戦略から採用広報まで幅広く対応 | 月額40万円〜 |
まるごと人事 (マルゴト株式会社) | ・社員中心の体制で採用チームを提供 ・最短1ヶ月単位での契約が可能 ・戦略設計から採用実務まで一貫して代行 | ・スカウトのみ25万円〜 ・フル代行月額45万円〜 |
みんなの採用部 (株式会社ネオキャリア) | ・累計1万社以上の導入実績 ・新卒・中途・アルバイト採用まで幅広く対応 ・土日祝も対応可能なコールセンターを保有 | 要問い合わせ |
ONE (株式会社ONE) | ・求人広告代理店としての実績とノウハウ ・中途・新卒・アルバイト採用に幅広く対応 ・採用サイトの制作も依頼することが可能 | 月額7万円〜+求人広告掲載料金 |
即戦力RPO (株式会社ミギナナメウエ) | ・ベンチャー・スタートアップに特化 ・20万件以上の採用支援データを基にしたノウハウ ・最短3ヶ月から、正規雇用より安い価格感 | 月額30万円~ |
PRO SCOUT (株式会社VOLLECT) | ・スカウト特化で大手企業を含め700社以上支援 ・ダイレクトリクルーティングの周辺業務も委託可能 ・ISMS認証取得でセキュリティも安心 | 月額10万円〜 |
TECH HIRE (株式会社トラックレコード) | ・デジタル人材採用の総合支援サービス ・独自のネットワークを活用した人材紹介 ・人事・エンジニア出身者が多数在籍 | 要問い合わせ |
Roglio (株式会社ログリオ) | ・プロダクトサイドに特化したRPOサービス ・幅広い企業を支援し、入社決定率は80%超え ・求人広告運用やエージェント対応まで幅広く対応 | 要問い合わせ |
キャリタス (株式会社キャリタス) | ・新卒採用に特化した求人情報サイトを運営 ・企業説明会やセミナーの企画・運営も支援 ・適性検査やエントリーシートの管理ツールを提供 | 要問い合わせ |
Career Mart (株式会社キャリアマート) | ・年間900社以上の新卒採用支援実績 ・RPAを活用したスカウトメールの大量配信が可能 ・スケジュール作成、学生対応など、多彩なサービスを提供 | 要問い合わせ |
カケハシ スカイソリューションズ (株式会社カケハシ スカイソリューションズ) | ・戦略策定から実務代行まで、一連の工程をサポート ・延べ1万社以上の新卒採用を支援 ・DM/スカウトメール送信、応募者管理、面接設定など、幅広い業務代行が可能 | オファー送信500通:11万円〜 |
複業・フリーランスのプロフェッショナル活用サービス
◆CORNER(株式会社コーナー)

サービスURL
https://pws.corner-inc.co.jp/service-company/lp_v2
特徴
・1万人以上の中から最適なプロ人材に企業の採用課題の解決支援を依頼できるサービス。
・「実務代行」だけではなく、採用戦略の上流設計から実行まで担当できるのが最大の強み。
・エージェントコントロールやターゲット選定、スカウトの高精度化など、ノウハウが求められる業務で結果を出してきた実績多数。
・専任コンサルタントが企業とプロ人材の間に立ち、プロジェクト成功を支援するため、安心した成果が期待できる。
料金
・初期費用0円、月額料金は業務内容により調整
・戦略立案や面接代行、評価シート作成なども柔軟に対応
こんな企業におすすめ
「採用担当が兼任状態なので、専門知識を持つ即戦力が欲しい」
「単なる作業アウトソースではなく、経営戦略と整合した採用計画をプロに任せたい」
「人事制度設計や評価運用など、採用以外の人事課題も相談したい」
という課題がある企業
・コーナーのサービス資料ダウンロードはこちら
・コーナーへの無料相談・お問い合わせはこちら
◆人事プロパートナーズ(株式会社Hajimari)
サービスURL
https://itpropartners.com/hr/biz
特徴
・8,000人以上のフリーランス人事プロフェッショナルから最適な人材を紹介。
・戦略設計〜実務代行まで、柔軟に依頼が可能。
・多様な業界・フェーズの企業への支援実績が豊富。
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
採用業務の即戦力人材を必要としているが、フルタイムの採用が難しい企業
◆WHOM(株式会社WHOM)
サービスURL
特徴
・採用を強化したい企業とスキルを活かしたいプロのリクルーターを繋ぐマッチングプラットフォーム。
・採用特化人材のみが登録(500名〜)。
・採用戦略立案からダイレクトリクルーティングまで一貫支援。
料金
月額25万円〜
こんな企業におすすめ
採用活動全般をプロに任せ、効率的に人材を確保したい企業
◆複業クラウド(株式会社Another works)
サービスURL
https://cl.aw-anotherworks.com/
特徴
・複業・業務委託特化型マッチングプラットフォーム
・多様なスキルセットを持つ人材が登録
・コンサルタントが最適な人材をマッチング
料金
初期費用10万円、月額59,000円(契約期間24ヶ月の場合)〜
こんな企業におすすめ
特定のプロジェクトや短期間で専門スキルを持つ人材を活用したい企業
採用代行(RPO)サービス
【総合型サービス】
◆CASTER BIZ recruiting(株式会社キャスター)
サービスURL
https://recruiting.cast-er.com/service/
特徴
・創業以来、累計500社以上の支援実績。プロフェッショナルなチーム体制でサポート。
・オンラインでの採用代行サービス。
・採用戦略から応募者対応、採用広報まで幅広く対応
料金
月額40万円〜
こんな企業におすすめ
複数名体制での手厚いサポートを受けたい企業
◆まるごと人事(マルゴト株式会社)
サービスURL
特徴
・社員中心の体制で採用チームを提供
・幅広い業種・職種に対応し、最短1ヶ月単位での契約が可能
・戦略設計から採用実務まで一貫して代行し、面接などのオプション追加も対応
料金
スカウトのみ25万円〜、フル代行月額45万円〜
こんな企業におすすめ
短期間で採用体制を強化したいベンチャー・成長企業
◆みんなの採用部(株式会社ネオキャリア)
サービスURL
https://www.neo-career.co.jp/services/services-recruitment/
特徴
・累計10,000社以上の導入実績
・新卒・中途・アルバイト採用まで幅広く対応
・土日祝も対応可能な自社内コールセンターを保有
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
多様な採用ニーズを持ち、包括的なサポートを求める企業
◆ONE(株式会社ONE)
サービスURL
特徴
・求人広告代理店としての実績とノウハウに強み
・中途・新卒・アルバイト採用に幅広く対応
・採用サイトの制作も依頼することが可能
料金
中途採用パッケージ:月額7万円〜+求人広告掲載料金
こんな企業におすすめ
コストパフォーマンスを重視し、幅広い採用支援を求める企業
◆即戦力RPO(株式会社ミギナナメウエ)
サービスURL
https://saiyo.migi-nanameue.co.jp/
特徴
・ベンチャー・スタートアップに特化
・累計20万件以上の採用支援データをもとにしたノウハウ
・最短3ヶ月から、人事を一人雇うより安い価格感
料金
月額30万円~
こんな企業におすすめ
採用をスピーディー・効率的に進めたいに進めたいベンチャー・スタートアップ企業
◆PRO SCOUT(株式会社VOLLECT)
サービスURL
https://vollect.net/proscout_lp/
特徴
・スカウト特化で大手企業を含めた700社以上の支援実績
・戦略策定・分析改善・面接日程調整などダイレクトリクルーティングの周辺業務も委託可能
・ISMS認証取得でセキュリティも安心
料金
月額100,000 円〜
こんな企業におすすめ
ダイレクトリクルーティングをこれから始めたいと考えている企業
【エンジニア採用に強みを持つ採用代行サービス】
◆TECH HIRE(株式会社トラックレコード)
サービスURL
https://techhire.trackrecords.co.jp/
特徴
・エンジニア・デザイナーなどのデジタル人材採用の総合支援サービス
・独自のネットワークを活用した人材紹介
・人事・エンジニア出身者が多数在籍し一気通貫サポート
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
デジタルクリエイティブ領域の人材を求める企業
◆Roglio(株式会社ログリオ)
サービスURL
特徴
・エンジニア、デザイナーなどプロダクトサイドに特化したRPOサービス
・スタートアップから上場企業まで幅広く支援し、入社決定率は80%超え
・スカウト代行のほか、求人広告運用やエージェント対応まで幅広く対応
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
IT人材の採用を包括的に支援してほしい企業
【新卒採用に強みを持つ採用代行サービス】
◆キャリタス(株式会社キャリタス)
サービスURL
https://www.career-tasu.co.jp/
特徴
・新卒採用に特化した求人情報サイトを運営
・企業説明会やセミナーの企画・運営も支援
・適性検査やエントリーシートの管理ツールを提供
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
新卒採用活動を総合的にサポートしてほしい企業
◆Career Mart(株式会社キャリアマート)
サービスURL
https://www.careermart.co.jp/top/graduaterecruitment_service/
特徴
・年間900社以上の新卒採用支援実績
・RPAを活用し、正確かつ効率的なスカウトメールの大量配信が可能
・スケジュール作成、スカウト配信代行、説明会・選考の学生対応など、多彩なサービスを提供
料金
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
新卒採用の業務効率化を図りつつ、コア業務に集中したいと考えている企業
◆カケハシ スカイソリューションズ(株式会社カケハシ スカイソリューションズ)
サービスURL
https://www.kakehashi-skysol.co.jp/service/newgrad-support/
特徴
・戦略策定からコンテンツ制作、実務代行まで、一連の工程をサポート
・業種・職種を問わず 延べ10,000社以上の新卒採用を支援
・DM/スカウトメールの作成・送信、応募者管理、面接設定など、幅広い業務代行が可能
料金
オファー送信500通:110,000円〜
こんな企業におすすめ
新卒採用を包括的にサポートしてほしい企業
自社にあった採用代行(RPO)の選び方
採用代行(RPO)を選ぶ際には、企業の目的やニーズに合ったサービスを選定することが重要です。そのため、以下のポイントを意識してどのサービスを導入するか検討するとよいでしょう。
委託の目的と業務範囲を明確にする
まず、自社の採用課題を明確にし、どのような目的で採用代行(RPO)サービスを導入するのかを明確にしましょう。「そもそもの戦略設計自体に課題を感じていて、全体について改善・質向上を任せたい」のか、それとも「リソース不足のため特定の業務だけ費用を抑えて依頼したい」のかによって、適切なサービスが異なります。
目的を明確にしたら、委託したい業務範囲と想定ボリュームを算出したうえでサービス選定をするようにしましょう。
実績を確認する
目的と委託範囲が明確になったら、各会社の過去の実績を確認し、同じ業界・職種での成功事例があるかをチェックすることも重要です。実績の豊富な会社ほど、スムーズな対応が期待できます。
採用代行(RPO)導入時の注意ポイント
採用代行(RPO)をトラブルなく効果的に活用するためには、以下のポイントに注意しながら業務を進めるとよいでしょう。
委託する業務内容・費用を明確にしておく
後々のトラブル防止や、導入後の費用対効果を正確に検証するためには、契約時に委託する業務の要件定義や費用の内訳を明確にしておくことが重要です。後から追加費用が発生しないよう、事前に確認しておきましょう。
導入した場合の業務体制を事前に把握しておく
「導入したものの、採用会社からの細かい業務の確認が多く、結局工数がとられてしまう」といったことにならないよう、「業務ディレクションは誰が、どこまで、どのように行うのか」など、自社と採用代行会社がどのような役割分担で業務を実施するのか把握しておくようにしましょう。
進捗管理・情報共有のルールを事前に決めておく
「全て丸投げで何をしているかわからない」といった状態を防ぐために、採用活動の進捗管理をどのように行うか、情報共有のルールを決めておくことも大切です。定期的なレポート提出や打ち合わせの頻度を設定し、課題をタイムリーに把握することで、適切に軌道修正できるようにしておきましょう。
【事例】株式会社コーナーのプロフェッショナル人材活用で採用課題を解消した事例
事例1:急成長スタートアップ企業でセールス6名・エンジニア2名の年間採用目標を達成
◾️課題
・事業拡大に伴い、セールス・エンジニア職を8名採用することになったが、リファラル経由の採用しか経験がなく、外部採用したことがなかった。
・採用ターゲットの要件定義・利用手法の選定から、母集団形成・決定に向けた候補者マネジメントまでを一貫対応できる人材が社内にいなかった。
◾️施策
・スタートアップ・ベンチャー企業で、セールス・エンジニアの採用経験・実績が豊富なプロフェッショナル人材に依頼。
・採用したい人材要件を丁寧にヒアリングし最適な採用媒体を選定、スカウト文面なども細かく調整して送信。
◾️成果
採用難易度が高いエンジニア2名を始めとしてセールス6名の合計8名を採用でき、年間採用目標を達成。
事例2:地方のIT企業で採用0名→半年で4名のエンジニア採用に成功
◾️課題
・地方企業で地元の求人媒体で採用を進めていたが応募が集まらず採用目標が全く達成できていなかった。
・応募者開拓のためダイレクトリクルーティングを導入したかったが、社内にノウハウとリソースがなく対応できない状態だった。
◾️施策
・依頼企業のある地方での採用支援実績が豊富なプロフェッショナル人材に支援を依頼。地方在住人材だけではく、IUターンも含めてどうやって狙うことも含めて、ターゲティングとメッセージングの改善を提案・実行。
・ターゲット人数が多くない中でスカウト理由などを、一人一人丁寧にカスタマイズし、常に他社平均よりも高い開封・閲覧・返信率を確保。
◾️成果
半年で4名の採用に成功。プロフェッショナル人材が支援したダイレクトリクルーティング経由の応募者は、コミュニケーション・経験・人柄の全てにおいて問題なく、他媒体と比較し質の高い人材からの応募率も高かった。
事例3:金融企業で新卒採用業務を外部委託。人事の学生フォロー時間を捻出し50名の入社を達成
◾️課題
・過去に例のない大規模(50名以上)の新卒採用目標に対して人事リソースは1.5名のみで、学生フォローに十分な時間をかけられない状態。
・結果として担当者がスカウトやエージェント対応に追われ、採用責任者が戦略策定に手を回せない状況だった。
◾️施策
・新卒採用の母集団形成から選考へ繋ぐ一連の業務(母集団形成、日程調整、選考離脱学生への連絡など)を、新卒採用の経験豊富な外部のプロ人事に委託。
・自社人事は週次のミーティングで進捗確認と方針すり合わせを行うのみとし、外部委託によって学生の数・質を向上させ、人事が選考後の学生フォローに専念できる体制を構築。
◾️成果
採用目標である50名を大幅に上回る60名の内定を獲得し、50名の入社を無事達成。また、採用責任者が経営視点のマネジメントに集中でき、採用業務全体の品質向上につながった。
まとめ
採用代行(RPO)は、煩雑な採用業務を外部に委託できるだけでなく、採用戦略のブラッシュアップやノウハウ獲得にも活かせる選択肢です。一方で、「どこまで任せるか」を丁寧に設計し、自社に合ったサービスを選ばないと、期待した成果が得られない場合もあります。
当社「株式会社コーナー」では、専門知見を持つプロフェッショナル人材に採用戦略設計〜実務代行まで必要な業務を柔軟に委託できます。「採用課題を根本から解決したい」「コア業務とオペレーション業務を切り分けて効率化したい」という企業様は、ぜひ一度お問い合わせください。
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